ノースライト
最近読み終えましたが、
ちょうど1年前くらいに出版された本です。
タイトルの「ノースライト」は、
作中で北側の採光という意味で使われ、結構出てくるワードです。
”一級建築士 青瀬が設計した「Y邸」。
雑誌にも取り上げられたこの家に住んでいるはずの 一家がいない。
生活している様子がない。
家にあるのは、絨毯に直に置かれた固定電話と、
建築家ブルーノタウトの作品と思われる椅子が一脚だけ。
青瀬は一家の行方を探し始める”
というストーリーです。
予備知識なく、何とな~く魅かれて手に取りましたが、
主人公は一級建築士、そしてブルーノタウトという
1930年代に3年ほど日本に滞在していた建築家についての
話も書かれていて、色々と勉強になりました。
ミステリー要素もあり、感動する場面も多々あり、
良い本読んだなぁ~という読後感でした。